2024年1月から新NISA制度が始まりました。それまであったつみたてNISAやNISA制度が改正されて
そんな中2024年の日経平均株価は絶好調で、バブル期後の最高値を更新しました。このようなニュースが連日取りざたされたおかげか、新規の投資家さんが非常に増えたようです。
私は2019年2月から旧制度のつみたてNISAを始めた5年目のビギナー投資家です、細々と毎月資産を積み上げていった結果、元本は160万円ほどになりました。
NISA制度はざっくりと言うと、投資して利益が出た場合に本来かかるはずの税金がかからないという制度です。
私が投資した元本約160万円は、2024年2月現在で260万円ほどになっています。NISA制度を利用していなければ100万円の利益に対して20%の税金がかかり、20万円が徴収されてしまうのですが、その徴収を回避することができるのがNISA制度となります。
NISA制度とは
投資して得た利益に対し税金がかからない制度のこと
私の職場や友人の中にも投資に興味を持ち始めた人の中には、投資に対して悪いイメージを持ってしまっている人もいます。

Xで投資はたくさんの元手がないと意味ないってポストしてる人がいたよ。

投資で破産する人もいるんでしょ。なんか怖いよね。

株価が上がりすぎてるから近いうちに暴落するって聞いたよ。
そんな不安な気持ちを持っている人でも投資を始めてもらえるよう、私が投資を始めたての頃に経験したことを共有してもらい、一歩踏み出す後押しをする気持ちで書いていきます。
先に注意事項を書いていきます。
投資は金融機関の預貯金と異なり、元本及び利息の保証はありません。本サイトのいかなる内容も将来の運用成果または投資収益を示唆あるいは保証するものではありません。
最終的な投資決定は閲覧者さま自身の判断でなさるようにお願いします。
月5000円でも投資する意味はある?

でも月5000円とか少額じゃ、投資しても意味なくない?
これはよく言われる疑問です。確かに5000円と聞くと「たったそれだけ?」と思うかもしれません。でも、投資の世界には「複利」という強力な武器があります。
複利とは、運用で得た利益をそのまま再投資に回すことで、利益がさらに利益を生む仕組みのことです。アインシュタインが「人類最大の発明」と呼んだとも言われるほどの力を持っています。
月5000円を年利5%で積み立てた場合のシミュレーション
月5000円・年利5%の積立シミュレーション
- 10年後:元本60万円 → 約77万円(利益 約17万円)
- 20年後:元本120万円 → 約205万円(利益 約85万円)
- 30年後:元本180万円 → 約416万円(利益 約236万円)
どうでしょう?30年後には元本180万円が416万円を超えています。自分が出したお金の2倍以上になって返ってくる計算です。
大事なのは「金額の大きさ」ではなく「始めるタイミング」です。1日でも早く始めた人が、複利の恩恵を最大限に受けられます。月5000円でも、今日始めることに意味があるのです。
年収300万円でも投資はできる?

でも年収300万円だと生活で精一杯で、投資に回すお金なんてないよ…
私も投資を始めた当初はそう思っていました。でも実際にやってみると、月5000円というのは意外と捻出できる金額だということに気づきました。
月5000円を日割りにすると、1日約167円です。コンビニでコーヒーを1本買うのを我慢するだけで、その日の投資分がまかなえてしまいます。
家計から5000円を捻出するヒント
- サブスクを1つ見直す(動画配信や音楽アプリなど)
- 外食を月1〜2回減らしてみる
- コンビニより少しだけスーパーを活用する
- 光熱費のプランを見直す
ただし、ここで大事なのは「無理のない金額から始める」ことです。生活が苦しくなってまで投資する必要はありません。月5000円が難しければ、月3000円でも月1000円でも構いません。
私自身、最初のうちは月3万3333円(旧つみたてNISAの年間上限40万円÷12ヶ月)でスタートしましたが、「本当にこれで大丈夫か」とドキドキしていました。今は新NISAになり、自分の生活に合わせて金額を調整できるので、より気軽に始めやすくなっています。まずは「続けられる金額」を最優先に考えてください。
初心者におすすめの投資先はどこ?
投資といってもいろいろな種類があります。株式投資、FX、仮想通貨、不動産……数え切れないほどの選択肢がありますが、初心者の方に私が自信を持っておすすめできるのはインデックスファンドへの積立投資です。
インデックスファンドとは?
インデックスファンドとは、日経平均やS&P500(アメリカの代表的な株価指数)などの市場全体の動きに連動するように設計された投資信託のことです。
初心者に人気のインデックスファンド
- eMAXIS Slim 米国株式(S&P500):アメリカの優良企業500社に分散投資。過去の実績が優秀で人気No.1
- eMAXIS Slim 全世界株式(オルカン):全世界の株式に分散投資。「これ1本でOK」と言われるほど分散が効いている
個別株との違い
個別株とは特定の1社の株を買うことです。その会社が大きく成長すれば利益も大きくなりますが、その会社が倒産すれば投資したお金がゼロになるリスクもあります。
一方、インデックスファンドは数百〜数千の銘柄に自動的に分散投資されているため、1社が倒産しても影響はごくわずかです。また、プロのファンドマネージャーが銘柄を選ぶ「アクティブファンド」と比べて手数料(信託報酬)も非常に安く、長期投資に向いています。
初心者の方が最初から個別株で一喜一憂するよりも、インデックスファンドをコツコツ積み立てて長期保有する方が、精神的にも楽で結果も出やすいというのが私の実感です。
投資で破産するリスクはあるの?

やっぱり投資で破産する人もいるんでしょ?怖くて踏み出せないんだよね。
「投資=破産リスク」というイメージは、残念ながら一部の極端な事例がクローズアップされることで広まってしまっています。インデックスファンドへの積立投資で破産することは、通常の使い方をしていればほぼ考えられません。
ただし、投資でお金を失ってしまう人がいるのも事実です。そういった方には共通した特徴があります。
- 借金をして投資した(レバレッジをかけすぎた)
- 生活費まで投資に回してしまった
- 値下がり時にパニックになって全部売ってしまった
- 怪しい「高利回り案件」に手を出した
これらを避けるための基本原則が「長期・分散・積立」です。
投資の3原則:長期・分散・積立
- 長期:10年・20年単位で保有し続ける。短期の値動きに一喜一憂しない
- 分散:1つの銘柄に集中させず、多くの銘柄に分散する(インデックスファンドなら自動的に分散される)
- 積立:毎月一定額をコツコツ買い続けることでリスクを平準化する
また、投資を始める前にもう1つ必ず準備してほしいのが「生活防衛資金」です。急な出費や収入減に備えて、生活費の3〜6ヶ月分の現金を銀行口座に確保しておきましょう。この資金に手をつけることなく、余剰資金だけで投資することが鉄則です。
暴落が来たらどうすればいい?

株価が暴落したら積み立てたお金が全部なくなっちゃうんじゃないの?
投資をしていると、必ず一度は暴落を経験します。私も経験しました。2020年のコロナショックです。
あのとき、私の保有資産は一時期20〜30%程度下落しました。正直、最初は「このまま戻らないんじゃないか」と不安になりました。でも、私は積み立てをやめずに続けました。その結果、コロナショックから約1年後には元の水準を回復し、その後さらに資産は増えていきました。
暴落時こそ積立投資の出番
積立投資には「ドルコスト平均法」という効果があります。毎月一定額を積み立てると、株価が高いときは少なく買い、株価が安いときは多く買うことになります。
つまり、暴落は「安く買えるチャンス」でもあるのです。積立投資を続けていれば、暴落時に多く口数を仕込めるため、回復したときの利益も大きくなります。
暴落時にやってはいけないこと:焦って全部売ること
暴落時に最もやってはいけないのが、パニックになって保有資産を全部売ってしまうことです。売った瞬間に損失が確定し、その後の回復の恩恵を受けられなくなります。積立投資は「ほったらかし」が最強の戦略です。暴落が来ても、ただ淡々と積み立てを続けてください。
少額から始めることで「心」を鍛える
月5000円から投資を始めるメリットは、お金が増えるだけではありません。実は日々の評価額の上下に心を慣れさせるという、非常に大切な効果があります。

最初から10万円とか入れた方が効率よくない?
気持ちはわかります。でも、いきなり大きな金額で投資を始めると、値下がりしたときの精神的なダメージが大きく、「やっぱり投資はこわい」と感じてすぐに売ってしまう人がとても多いです。
たとえば、最初から30万円を投資して翌月に10%下落したとします。評価額はいきなり3万円も減ります。頭では「長期投資だから大丈夫」とわかっていても、実際に数字が下がるのを目の当たりにすると、気持ちが揺らいでしまうものです。
一方、月5000円からスタートした場合、最初の数ヶ月は元本も少ないため、値動きによる金額の変化もわずかです。その小さな上下を毎日・毎月繰り返し見ていくうちに、「あ、下がってもまた戻ることがあるんだな」「積み立てを続けていれば気にならなくなってきた」という感覚が自然と身についていきます。
少額投資で得られる「メンタルの耐性」
小さな値動きを経験しながら、心を少しずつ慣らしていくことが長続きの秘訣
私自身、投資を始めた最初の頃は毎日スマホで評価額を確認して、少し下がるだけでドキドキしていました。でも月5000円という少額だったからこそ、「これくらいなら大丈夫」と自分に言い聞かせながら続けられたのだと思います。
投資で失敗する人の多くは、相場が悪くなったときに感情に任せて売ってしまいます。少額から始めることは、そのような「感情的な売り」を防ぐための練習期間でもあるのです。金額に慣れてきたら、徐々に積立額を増やしていけばいい。焦る必要はありません。
まとめ:まず月5000円から始めてみよう
長々と書いてきましたが、最後にお伝えしたいことはシンプルです。
- 月5000円の積立でも、複利の力で30年後には4倍以上になる可能性がある
- 年収300万円でも、無理のない金額から投資は始められる
- 初心者はインデックスファンドの積立から始めるのが王道
- 「長期・分散・積立」を守れば、破産リスクは限りなく低くなる
- 暴落が来ても売らずに積み立てを続けることが、長期投資成功の秘訣
私が投資を始めた5年前、最初の1ヶ月はずっとドキドキしていました。でも今振り返ると、「もっと早く始めておけばよかった」という気持ちの方が強いです。
投資に完璧なタイミングはありません。始めるなら、今日が一番早い日です。まずは証券口座を開設して、月5000円の積立を設定してみてください。最初の一歩を踏み出した自分を、きっと数年後に褒めることになると思います。