カムイの湯 ラビスタ阿寒川に宿泊 新しい旅のスタイル

カムイの湯 ラビスタ阿寒川に宿泊 新しい旅のスタイル
副業収入で旅行を企てた話

30代も後半に差し掛かったこともあり、今までで味わったことのない体験をしてみよう。

ということで、近場で少しだけリッチな旅行をしてみようと企てました。

ホムセンの旅行は基本貧乏旅行が多く、お宿は1泊1万円を超えることはほとんどありませんでした。

それが去年GO TO トラベルにあやかり、知床のお高いお宿に泊ってみたことで、感覚が変わってしまいました。

今年も旅行がしたい。

カムイの湯 ラビスタ阿寒川 共立リゾート

ただ、川と温泉があるだけの森に

というコンセプトのお宿です。

2015年9月にオープン。自噴する温泉。地形を活かして建てられた建物。

ありのままの自然の豊かさを感じることができる温泉宿です。

阿寒湖から少し離れた場所に立地しており、目の前を阿寒川が流れています。

周りに他の温泉施設などもないため、ラビスタだけがこの阿寒川の流れを独占できています。

全客室に天然温泉の展望風呂がついており、阿寒の季節を温泉に入りながら堪能できます。

大浴場は大勢入浴されて密になる施設もありますが、ラビスタ阿寒川はお部屋で温泉を楽しむことが出来ますので、気にされる方にはとても良い環境です。

もちろん部屋風呂だけではなく、3つの貸切風呂と大浴場があります。阿寒川を間近に眺めながら入る露天風呂も最高です。

ラビスタの入り口の画像

楽天トラベルで予約を取ったプランは
【リラックスステイ】最大20%OFF!貸切風呂&客室風呂で蜜回避☆ショートステイでお得♪

チェックインが16:00、チェックアウトが10:00
夕食時間はホテルにお任せ(前半17:30~/後半20:00~をホテル側で指定)
客室温泉付き■お部屋はお任せ『2~3名』

という内容で少しお得に泊まれるプラン。

客室が森側になるか、川側になるかが予約状況によるため、お部屋が当日までわからないプランです。

できれば川側がいいな。という希望を持ちつつ、当日を迎えました。

(川側のお部屋の方がお値段が高いんです…)

カムイの湯 ラビスタ阿寒川

住所 北海道釧路市阿寒町オクルシュベ3番1
電話 0154-67-5566
ホームページ https://www.hotespa.net/resort/hotellist/akangawa

車で
札幌市から高速道路を使い約4時間
釧路市から約1時間10分
帯広市から高速道路を使い約2時間
阿寒湖温泉から約6分
弟子屈町から約40分

貸切風呂が3つと全部屋に温泉があり、他のお客さんと距離が取れる。
阿寒湖温泉街から離れた立地でとても静か、川のせせらぎがとてもよく聞こえる。
お食事はビュッフェスタイルではないため、ゆっくりと楽しめる。

今日のお部屋

通されたお部屋の写真がこちらです。

幅110cmのシモンズ製ベッドが二台ありました。

沈み込みすぎない、ちょうどよい硬さで腰に不安のある私も快適に眠れました。

ベッドルームの画像

ソファが1台、175cmの私が寝ても余裕のある大きさ。

クローゼットの中には、館内着とお風呂セットが用意されています。

ソファの画像

川側でお願いします。川側がいいです(祈)

結果は…

なんと川側でした。ありがとうございます。

川を眺めるリバービューシート。ここの居心地が最高に良いのです。

大きな窓の画像

建物自体が「KAWA no SHOU(川側)」と「MORI no SHOU(森側)」に分かれており、森側の建物に大浴場や、レストランがあります。

チェックイン時に、「今日のお部屋はKAWA no SHOUでご用意させていただきました。」と、心地よい揺らぎの声で教えてもらえます。

ベッドルームからのお部屋の眺めます。

右側にトイレ、バスルームがあります。

お部屋の画像

客室展望風呂

なぜブラインドを上げなかったのか、今となって後悔。

右側のボタンを押すと、温泉が出てきます。

浴室外に湯張のボタンがあり、浴室内に見えているボタンは足し湯のものになります。

この足し湯のボタンを「あしゆ(足湯)」と読み間違えたため、恥ずかしい思いをしました。

お湯は源泉かけ流し、熱めのお湯が注がれます。

温泉につかりながら、阿寒川の流れを楽しみましょう。

部屋風呂の画像

窓の外に予期せぬお客さんが

リバービューシートに座って川を眺めていると、なんとシカの群れが現れたではありませんか。

目の前を悠々と闊歩してゆくシカの群れ、タイミングが良すぎる来訪者に、「さては従業員だな!?」と疑ってしまうほどです。

部屋からのシカの画像

紅葉が終わってしまい寂しいですが、そんな季節だからこそ、お安く泊まれています。

金曜日チェックイン大人2名、1泊2食付きで35,000円

部屋からの川の画像

川を眺めながらいただくコーヒー。

コーヒーミルが用意されており、ひきたてのコーヒーをいただくことが出来ます。

コーヒーミルの画像
コーヒーセットの画像

鉄器の急須も用意されていました。

貧乏旅行が多かったため、ティーバッグでないことに驚きを隠せない。

お茶セットの画像

お食事の内容

夕食のお献立

ビュッフェスタイルではなく、各テーブルに給仕さんが配膳してくれます。

献立が用意されていて、期待が高まります。

献立の画像
献立の画像2

前菜の内容

先付けの画像

造里
ホタテにひと手間加わっています。炙りと生の共存といった感じで、味わったことのない歯ごたえでした。

おつくりの画像

焼き物
焼きしゃぶ。2枚!一瞬の出来事でした。

焼きしゃぶの画像

台物
ブイヤベースのお鍋。後の食事で雑炊を選んだ場合、このスープで雑炊を作るようです。

鍋の画像

食事
ビーフカレー。ホロホロの牛肉。ラクレットも食べてみたかった。

カレーの画像
止肴での出来事
給仕さん

「い、ろ、は、に、ほ」からお好きなものを選んでいただきますが、おひとつでなくともかまいません。お好きなものをお選びください。

ホムセン

!?
全部いただくこともできるんですか!?

給仕さん

はい。可能です。

ということで、全ていただいてきました。カパチェポ(ヒメマス)の焼き物もおいしかったですし、蟹味噌茶碗蒸しも濃厚でとても美味しかった。

食事が終わるまで、約二時間。

給仕さんは忙しい中でも、とても丁寧に配膳して下さっていました。

こちらのリクエストにも快く答えて下さり、とても良い思い出になりました。

お夜食のお献立

ラーメンの画像

朝食のお献立

前日の夕食時に朝食を和食にするか、洋食にするか確認されます。

和食の内容です。

ご飯のお替りと朝の友はお替り自由ということで、朝からおなかいっぱいです。

レストラン会場から阿寒川の眺めです。

左側の煙は温泉が流れ込んでいるようです。

10:00チェックアウトのお時間

ショートステイプランなので、他のお客さんより一時間早いチェックアウトになります。

フロントで入湯税1人250円を支払い退館します。

フロントロビーにコーヒーマシンがあるので、いただいて帰りました。

帰り際の駐車場に…

昨日のシカと思われる群れがいました。

やっぱり従業員なんじゃないのか?

帰り際のシカの画像

釣人専用の駐車場も用意されていました。

温泉から離れたところで、釣りができるようです。

写真の右側に小さい看板がありますが、その先に行くのはご遠慮くださいとのこと。

阿寒川のつりスポット

ラビスタ阿寒川に宿泊してみて

ハイランクにふさわしい接客 ☆☆☆☆☆

お客さまへのフロントやレストランでの対応はとても良いものでした。

実は少し早く到着してしまったのですが、ロビーで待つのを快諾していただき、コーヒーまでいただきました。

その間フロントマンの接客を拝見していたのですが、常連と思われる車いすのお客さまに対して、目線の高さで挨拶をされていましたし、車いすもお部屋まで押していかれました。

レストランでの接客もこちらのわがままも聞いてくれましたし、気を配ってこちらの視線に気づけるような、ちょうどよい距離感を保っているようでした。

同じ接客業として見習わなくてはいけないな。と反省させられる。お見事でした。

小腹もすかせない食事 ☆☆☆☆☆

  • フロントにいつでも飲めるコーヒーマシンがある
  • 夕食が遅い人たちのためにフロントに軽食が用意されている
  • 夕食時におかわりのできるものが用意されている
  • 夜食にラーメンが用意されている
  • 朝食のご飯とパンはおかわり自由。飲み物も自由
  • お風呂上りには、夜はアイスキャンディー、朝はカツゲンが用意されいる

空腹を感じる瞬間がありませんでした!

お風呂 ☆☆☆☆☆

  • 源泉かけ流しの部屋風呂
  • 男性側の大浴場は広くはないが、部屋風呂があるおかげか混んではいなかった
  • 蜜が気になる方は、三種類の貸切風呂で回避
  • 全てのお風呂で阿寒川を眺めることが出来る

次は森側のお部屋に泊まって温泉にはいってみたい。

阿寒川と森が主役であり、いっぱいに楽しめるように演出してくれる建物の作りと少しのライトアップ。

ライトアップが終われば次はいっぱいの星空。暗い中カーテンを閉めずに外を眺める。

テレビをつけず携帯も見ずに、昼も夜も窓の外だけを見ながら過ごしたのはラビスタでしかできないことなのではないでしょうか。

意図せずデジタルデトックスな旅になってしまいました。

冬になりますと、川に流れ込む温泉の湯気と暖を求めてくるシカの従業員が楽しめるのではないでしょうか。

最後までお読みいただきありがとうございました。