セキレイが巣を作りました　かわいいけれど、困った点もあります

自宅の近くでハクセキレイをよく見かけるようになりました。

白黒のボディで、長い尾をトントンと上させながら歩く姿がとてもかわいい。

テケテケと歩いている姿を見ているだけで癒されます。

最近はスズメよりも頻繁にみている気がします。

彼らの食料は虫。

この時期に草刈りをすると、すぐに飛んできて虫をついばんでいきます。

営巣中でした

ヒナがいました

そんな彼らが巣を作りました。

積み上げられた木製パレットの中です。こんなところに作るなんて。

親が離れた時に覗き込んでみると、中にはもうヒナの姿がありました。

4羽が身を寄せ合って過ごしています。

気配を感じると口を開けてエサを催促しています。

いつからこんなに大きい巣を作っていたのだろう。

ハクセキレイの特徴

いつ頃に巣を作るの？

春から夏にかけて営巣、4~5個産卵をします。

巣が出来、産卵してから２週間ほどでヒナがかえります。

その後、2週間ほどで巣立ちを迎えると言われています。

どこに巣を作るの？

エアコンの室外機や自転車のかご。

雨の当たらない軒下や普段使っていない車のボンネットになんて報告もあります。

いつの間にか人間の生活の近くに住み着いているようです。

特に困ってしまうのがエアコンの室外機です。

親鳥がヒナを育てている間はエアコンを動かすことが出来ません。

巣立ちまで待ってあげて

巣を作り始めてしまったら、約1か月程巣立ちを待つ必要があります。

許可なく巣を撤去したり、ヒナやタマゴを捕獲すると鳥獣保護法に違反してしまうことがあります。

スズメを保護して問題になってしまった方もいましたね。

どうしても撤去したい場合は市区町村の役所に対応してもらいましょう。

「見守ってあげてください。」と言われることが多いようですが…

見守りを決めたなら、巣立って空家になった巣を撤去しましょう。

困ってしまうこともあります

フンによる被害

車のフロントガラスやボディに、フンを落とされてしょんぼりなんてことがあります。

洗車したての時はなおさらです。

朝、遅刻気味で急いで車に乗り込んだら運転席の真正面にフンが…

遅刻確定ですね。

縄張り意識が強い

巣に人が近づくと警戒からかビービーと大きな声で鳴きます。

この辺りでスズメや他の小鳥を見なくなったのは、セキレイに威嚇されたからなのでしょうか。

故郷になってしまう

生まれたヒナにとってはここがふるさとです。

ネットを見ると同じ場所に巣作りをする個体も出てくるようです。

信頼と実績のおける場所認定をされてしまうんですね。

一度巣を作られたら、長いお付き合いも覚悟しておきましょう。

巣を作らせないようにするには

巣を作るには木片や、枯れ葉が大量に必要になります。

親鳥はせっせといろんなところから集めてくるのです。

かいがいしいな。なんて言っていられません。

枯葉をくわえたセキレイをよく見かけるようになったら近くで巣を作っているかもしれません。

完成する前に撤去しましょう。

ホームセンターでは防鳥ネットやフクロウの置物など様々な防鳥具が売っています。

ネットで囲んでしまって入りにくくするのが効果的です。

巣の撤去や駆除には専門的な知識が必要です

まずは市区町村の役所に相談

巣立ちを終えると空っぽの巣が残され、名残惜しい気持ちにもなります。

あの小さい体でこんな立派な巣を作るのかと感心してしまいます。

来年か、再来年に今回巣立ったヒナたちが戻ってきて、また巣作りをするのでしょうか。

私そのころには移動になっているかもしれませんが（笑）

残された巣ですが、撤去を考えている場合は市区町村の役所に相談するのが安全です。

子育て中でもやむを得ず撤去しなくてはいけない場面もあるかと思います。

そんな時もまずは相談してみましょう。

キレイな話では終われない　害獣が住み着くと…

今回はセキレイが巣を作ったお話でしたが、田舎町の私の職場近辺には危険な動物もたくさんいます。

その最たるものがネズミ。

毎年冬になると対策商品が飛ぶように売れていきます。

セキレイは1ヶ月ほどで巣立ちを迎えますが、ネズミやハトが住み着くとなかなか退治が難しい。

特にネズミは菌を保有している個体もいるため、市販の薬やグッズで駆除するのも一苦労です。

そんな時は専門家にお任せしましょう。

なぜ住み着くようになったのかその原因まで見極め駆除してくれることが専門業者の強みです。

出張可能エリアで飲食店や個人宅、畑など場所を問わず対応してくれます。

困っている際は一度相談してみるのはいかがでしょうか。

お見積もりまで無料対応してくれます。