ホムセン店員が考える ホームセンターで働くことのメリット5選

ホムセン店員が考える ホームセンターで働くことのメリット5選

ツイッターで「ホームセンター従業員の叫び」を検索すると、全国のホムセン従業員達の悲痛な声を聴くことが出来ます。

長時間拘束の勤務形態であったり、ユニークなお客さまとの会話や重いものを運ぶ肉体的に辛い作業。

ホムセンに限ったことではありませんが、皆さんの「大変だ。辛い。」という声に心が痛みます。

大変な部分は多いですが、実際に働いてみてメリットが全く無いかというと、そうではありません。

今回はホームセンターで働いていて良かったと思えたことを5つまとめていきたいと思います。

ホームセンターで働くメリット5選

1.生活必需品がすぐ手にはいる

ホームセンターメリット1

一番のメリットと言ってよいでしょう。

自宅で必要になったものをすぐに手に入れることができます。

洗濯洗剤やトイレットペーパー、車のウォッシャー液や衣料品まで。

家にストックをしておく必要が無いので、収納スペースに余裕が生まれます。

賃貸の間取りもワンサイズ小さくて良いので、家賃が安くて済むことが私にとって大きく、蓄財にとても役立っています。

あと必要なものは食材や医薬品位ですので、買い物に行く頻度も極端に少なくなりました。

以前は遠くにある大型のショッピングモールで必需品を全て揃えるのに時間を費やしていました。

休みの日に食料品だけ買えばよいので、午前中の内にさっと買い物を済ませ、自分のために使える時間が増えました。

2.災害に強い

ホームセンターメリット2

自然災害や停電等、困ったことがあるとホームセンターの従業員でよかったと思うことがあります。

新型感染症が流行し始めた時、マスクや手指の消毒液などは節度を持って手に入れることが出来ました。

数年前北海道の胆振地方で大規模な停電が起こった際も、カセットボンベや飲料水、乾電池等は節度をもって優先的に手に入れることが出来ました。

いざという時に役立つのがホームセンターです。

会社の方針にもよりますが、従業員を大切にしてくれている会社では災害時にも優先的に商品を手に入れることが出来ます。

3.運動強度が高い

ホームセンターメリット3

ある意味辛い部分であるかもしれません。

事務作業に従事する方よりは一日の運動強度は高い仕事だと感じます。

私の場合、歩数計では15,000歩を下回ったことはありませんし、一日に合計で1トン以上の物を運ぶこともあります。

引っ越し屋さんや農家さんと比べると大したことのない数値かもしれませんが、日々の仕事がほぼトレーニングと言っても過言ではありません。

体力自慢の方はホムセン店員向いていますよ。

毎年の健康診断で自信を持って「毎日運動しています!」と言えます。

結構ハードワークなのになぜかみんな「瘦せないのよね~」と嘆いているのは別のお話で。

4.趣味の幅が広がる

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園芸、カー用品、釣り具、DIY用品。

興味がある人にとってはいくら見ていても飽きない部門の商品があります。

私もホームセンターで働くようになってから花や野菜を育てるようになりましたし、車の電装品も少しいじれるようになりました。

自分の興味から得た知識って忘れないですし、一次情報としてお客さまに接客できるので接客の信頼度も上がったと感じます。

趣味を仕事にも生かすことが出来る。実際に同僚に趣味が釣りの人がいて、楽しそうに接客しているのが羨ましい。

この分野に興味のある方はホームセンターの従業員として重宝されるでしょう。

5.万能感

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これは私だけかもしれませんが、生きる力が身に付きます。

棚のDIYや水道トラブル。お家で困ったことはほとんど解決できます。

自宅の外壁の塗装やストーブの取り付けも自分で出来ればコストも抑えられます。

普段から商品の見比べをしているので、他店での買い物時間は短いですし、余計なものは買わないことを徹底出来ています。

生活コストや時間を節約し、必要最低限での暮らしをするために、ホームセンターで得られる知識はとても大きいです。

あとがき

ホムセンの仕事を楽しもう

今、接客が辛いなと思っている方も多いとは思います。

自分が入社当初大変だったことを思い出してみると、

  1. 商品の知識が無く、自信を持って接客できない
  2. お客さまに話しかけられ、自分のペースで作業が出来ない
  3. 発注や棚割り変更の作業が大変
  4. 重い商品を運ぶことが多く、体力的にキツイ

このあたりでしょうか。

自分が辛いなと思う原因をまずは突き止めて、解決できるように行動出来ればいいですね。

私が一番大変だと思ったことは商品知識の無さでした。

以前某家具屋さんでアルバイトをしていた経験があったため、カーテンや寝具に関する知識は豊富でしたが、俗にいうハードの商品に関しては皆無と言っても良いほどでした。

ネットやDIY検定のテキストを駆使して少しずつ商品知識を獲得し、接客に自信を持てるようになりました。

まずは原因を突き止める。そこから始めてみるのはいかがでしょうか。

今回は以上です。