十勝地方上士幌町にあるナイタイ高原牧場。
町営の日本一広い牧場で多くのウシが放牧されています。
町内外からあずけられるウシの数は約2,000頭。
ウシたちがのんびり過ごしている姿にこちらも癒されてしまう十勝の有名なスポット
ただ、今回の目的はウシではなくニクです。
ナイタイ高原牧場にある「ナイタイテラス」にはナイタイ和牛を使ったおいしい食べ物が目白押し。
ということで、今回は上士幌町ナイタイテラスにお邪魔してきました。
ナイタイテラス 展望カフェ
全面ガラス窓の開放的な建物
標高800mの山の上にそびえる近代的な建物。
全面ガラス窓の開放的な空間となっており、眼下には上士幌町市街地や士幌町市街地を見渡すことが出来ます。
天気が良ければ雌阿寒岳、阿寒富士や雄阿寒岳も遠くに見ることが出来る展望カフェです。
入口から入場するとすでに多くの人が。
この日は9月25日。3連休最終日の15時頃。
食券を買い求める方が大勢並んでいました。
カウンターの先は窓ガラス。
遮るものは何もありません。
テーブル席からの眺めです。
上士幌町の市街地が遠くに見えます。
上の写真は遠くに見える山々です。
左から雄阿寒岳、雌阿寒岳、阿寒富士と続きます。
室外に出るともっと開放的です。ずっといると目が良くなりそう。
約1,700ヘクタールの広大な牧場。ここはその一部でしかありません。
テラスの近くにウシはいませんでしたが、遠くで草を食む牛たちが心を和ませてくれます。
ナイタイテラス営業
住所 河東郡上士幌町上士幌上音更128-5
営業 4月29日~11月1日(2022年予定)
営業時間 9:00~18:00
定休日 期間中無休(天候により変更有)
アクセス
帯広市から車で約1時間
札幌市から高速道路経由で約3時間半
心も開放
子ども達は自然と走り出し、大人たちは伸びをする。
ただただ気持ちよく、ただただ広い。
みんな自分の思うがままに振舞ってしまう。
解放感がそこにはありました。
振り返ってもそこには山やまがあるだけ。
ベンチもありますので、贅沢な時間を過ごしましょう。
食事を注文します
注文は食券で
持ち帰りと店内飲食で税率が分かれています。
今回は天気が良かったので外のベンチで食べることにしました。
テイクアウトで注文です。
決済方法が豊富
各種クレジットカード、電子マネーそしてバーコード決済と網羅しています。
今回は最近マイナポイントが送られてきた楽天ペイでお支払い。
ポイントも貯まってしまうのは素晴らしい。
WチーズバーガーBBQソースと十勝産フライドポテト
注文したのは、WチーズバーガーBBQソース。タルタルソースと迷いましたが今回はBBQソースです。
最近マンガの銀の匙を読む機会があり、フライドポテトがどうしても食べたくなりサイドも注文。
バーガー1,620円です。
高価。それもそのはず。
パティにナイタイ和牛が50%使用されているとのこと。
そのパティが2枚なのですから、むしろ安い?
注文をするとシェフが心を込めて手作りしてくれます。
右上の画面に調理中と出来上がりが番号で記載されています。
出来上がると食券の番号で呼ばれますので、受け取りに行きます。
ナイタイバーガーの到着
ナイタイWバーガーBBQソース 1,620円
十勝産フライドポテト 400円
アイスコーヒー 500円
こんがり焼かれたバンズにはさまるトマト、キャベツ、チーズ、ニク、チーズ、ニク。
なんと贅沢な組み合わせでしょうか。
香ばしいバーベキューソースが食欲をかきたてます。
食べやすいように包み紙を渡してくれます。
こちらに移動して食べれば肉汁を余すことなく味わえるのです。
バーガーを移動させる際にはあふれ出る肉汁にご注意ください。
私はジーンズが美味しく染まりました。
パティはとてもジューシー。
しっかりとしたニク感で歯ごたえ抜群です。
トマトの酸味が丁度よく、くどさを全く感じません。
フライドポテトです。
ひと口サイズにカットされたポテト。
程よく塩が振られ、ポテト自体の甘さを引き立ててくれます。
北海道にはこれです。これが食べたかった味。
ナイタイ和牛を使ったメニューは他にも
メニューには他にも「ナイタイ和牛のローストビーフ丼」や「ナイタイ和牛のスパイシーキーマカレー」、「ロコモコ丼」。
ドリンクメニューにはナイタイブレンドコーヒー、カフェラテ。
ソフトクリームや牛乳もありました。
ふるさと納税でもお得に楽しめる
※商品はナイタイテラスのハンバーグではありません。
ソフトクリーム
ソフトクリームは王道の3種類。
写真のしろ(よつ葉バニラ)、くろ(ショコラ)、うし(ミックス)となっています。
テイクアウトで400円。
今日の来店者の7割近くがソフトクリームを持っていました。
圧倒的支持率です。
ナイタイ高原牧場
ゲート開放時間
ナイタイ高原牧場の入り口にはゲートがあります。
ゲートの開放時間は7:00~18:00(6月~9月は7:00~19:00)となっています。
入口ゲートから7km先にナイタイテラスがあり、その標高は約800m。
まっすぐな道ではなく、グネグネとカーブしながら登っていくのです。
車道はそこまで広くなく、大型車とすれ違う時は少しプレッシャーを感じます。
スピード抑えめでゆっくり走りましょう。
駐車場所が所々に設けられ、ウシや景色をゆっくりと眺めることが出来ます。
ウシ
ナイタイ高原牧場に放牧されているウシは約2,000頭。
運が良ければ間近で観察することが出来ます。
私「おーい。」
「こっち見た。かわいい。」
「おーい。」
「またこっち見た。うれしい。」
なんて人懐っこいウシたちでしょうか。
「さっきソフトクリームいただきました。美味しかったです。」
と感謝を伝えたところで今日はおしまいです。
自転車とウシの見学者にご注意を
夏場にはロケーションの良さから自転車で訪れる人も多く、この日も2台の自転車とすれ違いました。
道が狭いので自転車、車とも気を付けて運転が必要です。
ウシの撮影会をしている場合があります。
道路わきに駐車スペースや待機所がいくつかあり、本来はそこに車を止めるのですが、ウシが近くにいる場所では待機所以外に路上駐車する車でてきます。
道路脇の柵ギリギリでウシを見ることができる場所にカメラを片手に人が集まります。
路上駐車と人に注意しながら走行しましょう。