ウォシュレット取付をDIYで工賃を節約 注意点は寸法と付属品

ウォシュレット取付をDIYで工賃を節約 注意点は寸法と付属品

引っ越しに伴い新居の設備をDIYをしています。今回はウォッシュレットの取り付けを行いたいと思います。

すでにINAXの温水洗浄便座が取り付けられていましたが、前の住人は10年ほど住んでいたらしく、今回は心機一転ということで、大家さんの許可を得て取り替えることにしました。

取り付け方や、取り付ける際の注意点などご紹介したいと思います。

温水洗浄便座・ウォッシュレットを取付

ご存じの方も多いとは思いますが、温水洗浄便座はメーカーによって呼び方が違い、ウォシュレットはTOTOの商標登録名称、シャワートイレはLIXILの商標登録名称です。

今回取り付けるものはTOTOの商品なので、以降ウォシュレットで統一していきます。

これから先の記事はトイレの画像を含んでいます。一生懸命掃除はしましたが、一部年季の入った部分があるため、不快に感じる方はここで離脱をお願いいたします。

ウォシュレットを購入

付属品

給水ホースと分岐金具がセットになっています。自身で組み立てる必要が無いので、安心です。

パッキン2枚。分岐金具に付けて使います。

ベースプレート。ウォシュレット本体を便座に固定するためのパーツです。黒い部分はゴム製になっており、便器の穴に差し込み固定します。

リモコン。裏側にハンガーと呼ばれる部品がついており、ハンガーを壁に固定するための、アンカープラグとねじも付属しています。

注意点

TOTOの商品にはドライバー、スパナ、モンキーレンチやフレキシブル管が付属していません。全くの新規で取り付けるためにはフレキ管が必要な場合がありますので、別で購入する必要があります。

何度もホムセンに足を運ばなくてよいように、あらかじめ必要なものを準備しておきましょう。

※給水管がタンクの側面から出ているタイプでは新規取付にフレキ管やホースが必要です。

給水管を一度外して分岐金具を取り付けます。その後分岐金具とタンクをつなぎ直す必要があるのですが、取り付け長さが変わってしまうため、今までの給水管が使えなくなってしまいます。

フレキホースは上図の様に丸めて使うことができますが、フレキ管は自分で曲げて取り付ける必要があります。

男性では問題なく曲げられると思いますが、女性には大変かもしれません。取付金具の長さを考えたうえで、必要な長さを準備しましょう。

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いざ取付けていきます

一番最初にやるべきこと 止水栓を閉める

まずは止水栓を閉めます。いきなり管を外してしまうと水がとめどなくあふれ出し、水浸しになってしまいますので注意しましょう。

ハンドル型の止水栓だったため、簡単に閉めることができました。今回はウォシュレットの取り替えだけのため、部材に問題がなければ使いまわしたいと思います。

いきなり旧便座を外した状態の写真です。便座が恐ろしく年季が入っていたため、すでに外しています。

外し方は便器の取付穴の裏側にナットで固定されている場合と、ベースプレートで固定されている場合の二種類になります。

ベースプレートで固定されているタイプでした。本体のスイッチを押しながら取り外します。その後、ドライバーを使いボルトをゆるめていきます。外れたらゴムブッシュを抜き取ります。

TOTOの便器だったので、特に計測せずにウォシュレットを購入しましたが、取り付けられるか不安な方は計測しておきましょう。

ウォシュレットが取り付けられるかどうか

・便器の便座取付穴の間が14cm(穴の中心間)
・トイレの中に電源があるか
・ウォシュレットを付ける幅や奥行きが十分あるか

取り付けられるか計測

奥行きは問題ありません。最新のウォシュレットは小型化だったり、この機種の様にボタンが別でついていたりするので、非常にコンパクトです。

古い型のものがすでについている場合はほとんど取り付けられるといってよいでしょう。

旧便座の分岐金具を外しました。

タンク側についている配管はお店では販売されていない長さのものです。この短さの物は取り寄せ必須になります。今回は新調せず、使いまわすことにしました。

新しい分岐金具を間に挟みナットを閉めます。

しっかりとナットを閉めましたが、いざ注水すると水漏れが発生しました。

余分に購入しておいたパッキンをはさみ事なきを得ましたが、一時しのぎでしかないので、延長配管を取り寄せることにしました。

完成

作業時間は便座の交換だけでしたので1時間かかりませんでした。

水漏れを止めるのに一番時間を費やしてしまいました。

今回はすでに温水洗浄便座がついていたので、配管を準備する必要が無く、簡単に取り付けられましたが、新規で取り付けるとなるとフレキ管の取付でもう少し手間取ってしまうはずです。

仕事柄手順や必要なものを理解したうえで作業していますので、すんなりと終えられますが、自身が無い人や手間だと感じる人はホムセンで取付依頼をお願いいたします。

取付工賃は8,000円程で対応可能なお店が多いですので、安心を求めてみてはいかがでしょうか。

ホムセン店員は取付の手順や必要なものを予習して接客にいかしていきましょう。

今回は以上です。

ご覧いただきありがとうございました。