温泉と登山の起点トムラウシ野営場。
札幌市から高速道路を使って約220km。
帯広市から鹿追町ルートで約88kmの距離にある新得町トムラウシ地区。
十勝ダムキャンプ場のさらに先に、トムラウシ野営場があります。
トムラウシ山の登山口があり、登山をされる方にはご承知の場所ですが、デイキャンプとして物見遊山してきましたので、ご報告です。
登山家のベースキャンプ場
温泉が近い
食材、用品事前調達
水は煮沸して使う
昆虫採集(トンボ、セミ、バッタ)
野営場には携帯電波無し(近くの東大雪荘には電波有り)
登山キャンパー ★★★
温泉キャンパー ★★★
昆虫採集キャンパー★★★
1枚目は新得駅からの地図です。
2枚目は野営場から約10キロの地図になります。(google Map)
約10km手前から1車線になり、最後の6km間は砂利道です。
その上、上り下りがそこそこあります。
野営場近くの温泉施設で、ベンツがレッカーされていくのを見ました。
砂利によるパンクなのか、登山者のバッテリー上がりかは定かではありませんが、肝を冷やしました。
二枚目の地図あたりは携帯電話の電波はありません。
東大雪荘まで行けば、電波がひろえます。
トムラウシ自然休養林野営場
テントサイト
公式HPではテント150張と書かれていますが、そこまでのスペースはなさそうです。
すべてソロテントで計算しているのかもしれません。
オートキャンプ不可となっています。
どこまでが駐車して良いスペースなのか、区切られてはいません。
車が止まっている位置は砂利が出ていましたので、よいのかな?
写真の奥側から、写っているあたりは平らなスペースでした。
後ろにもサイトはつづいているのですが、そこは少し傾斜しています。
下の写真ですが、炊事場の奥から撮影しました。
奥に行くにつれて、下りになっていますが、上手に表現できていない。
もっと写真を上手に撮れるようになりたいです。
サイトの中央にファイヤーベースかな。がありました。
灰が落ちていたので、使用しても良いのでしょうか?
炊事場の近くの小高いスペースが一等地のようです。
到着したころにソロキャンパーさんが使っていましたが、帰られたので写真を一枚。
◇住所
新得町字屈足トムラウシ
◇電話
0156-65-3021(国民宿舎東大雪荘)
◇営業
8月1日~9月30日(2021年)
◇料金
大人250円
小人150円
◇その他
料金は管理員さんが徴収
携帯電話電波無し(docomo、KDDI)
近くに商店無し(約60km)
(車で3分の東大雪荘に自販機、食堂、レトルトカレー、アルコール有り)
水回りの環境
炊事場の写真です。
沢水を直接使っているらしく、煮沸して使ってくださいと書いてありました。
気になる方は持参していきましょう。
環境整備協力金の募金箱がありました。
こちらはキャンプ料金を入れる場所ではありませんが、今回のデイキャンプでは管理員さんがいらっしゃらなかったので、利用料をこちらに入れておきました。
トイレの写真
野営場といえばこの形ですね。
水洗、洋式でペーパー有りでした。
こんな山の中でも水洗なのがありがたいです。
中の写真は次のページに載せます。
見たい方のみ見てください。
オニヤンマの取り方
今回は周りの情報が少ないので、昆虫採集です。
ご存じの方も多いかと思いますが、オニヤンマの捕まえ方を書いていきます。
オニヤンマは縄張りを周回するように飛んでいます。
やみくもに追いかけるのは得策ではありません。
周回している場所を見つけて、その道の途中で待っていると向こうから近づいてきます。
彼らもずっと飛んではいられませんので、どこかで休憩をします。
オニヤンマは体が大きいので、止まれる草は限られています。
一回止まった場所を確認したら、その場所の近くで待ちます。
一歩近づくと飛んで行ってしまいますが、戻ってくるはずです。
この草に近づいてじっと待ちます。
カメラのズームを使わなくてもはっきり撮影できました。
ここまで近づけば、網が無くても捕まえられますね。
※伊集院光深夜の馬鹿力で「ラジオの帝王、伊集院光さん」が話していたことの受け売りです。
この方法で捕まえることが出来ます。
これだけです。
こちらの野営場ではオニヤンマ、赤とんぼ、バッタやセミを見つけましたので、昆虫採集にはもってこいかと思います。
何年か前、親戚の葬儀に行った時、セミを素手で捕まえて、親戚の子ども達からヒーロー扱いされたことを思い出しました。
その時、最初は素手で捕るのをためらってしまいました。
自分が子どもの時は何のためらいもなかったのですが、大人になって虫に触る機会が減っていたのです。
恐怖さえ感じることもあります。
子どもの頃は、無知ゆえの勇気とでもいうのでしょうか。
今回はソロキャンプなので、眺めるだけにします。
お風呂に入りたい
国民宿舎 東大雪荘
山奥にそびえたつ巨大な温泉施設。
ここまで来た道のりを考えると、どうやって資材を運んだんだろうと不思議に思います。
もちろん宿泊も可能で、大雪山登山者と思われる方もたくさんいらしていました。
グランピング施設もあるようですが、写真を撮り忘れてしまいました。
詳しくは公式HPでご確認ください。
温泉が湧いています。
奥にはレッカーされるベンツが… お大事に。
◇住所
新得町字屈足トムラウシ
◇電話
0156-65-3021
(受付8:00~21:00)
◇営業
12:00~20:00
(最終19:30受付)
◇日帰り料金
大人700円(新得町民500円)
小学生250円
就学前無料
◇その他
シャンプー、ボディソープ有り
タオル250円
バスタオル650円
レストラン併設
売店有り
トムラウシ山 登山口
登山について詳しくは有りませんが、グレード5の「極めて厳しい自然に挑む登山ルート」を含むそうです。
だそうです。
この文言を見るだけで、苦しくなってきます。
今の所、登山に目覚めそうにはないです。
高山植物を見るのは好きなので、軽い登山から始めてみようかしら。
食材や用品を買いたい
帯広からの場合、新得町を経由するか、鹿追町を経由するかで立ち寄れる場所が変わります。
新得町経由だと、フクハラ屈足店。
鹿追町経由だと、フクハラ鹿追店、Aコープ、ニコットがあります。
新得町はこちらで確認をお願いします。
鹿追町はこちらで確認をお願いします。
さいごに
オンネトーの時も、今回のトムラウシ時も、登山者さんの生き生きした表情をみてると、山に登るの楽しそうだな、と思うのですが、YouTubeで、「ジャンダルム挑んでみた」なんかの動画を見ると、無理無理となります。
それでも、だんだん興味がわいてきていることは事実なので、少し調べてみようかなと思いました。
トムラウシ地区は台風などの影響で大雨が降ると、道路が閉鎖され、陸の孤島となることがあります。
行かれる方は天気のチェックは忘れずに、余裕をもっていかれると良いのではないでしょうか。
※2011年9月に台風の影響で5日間通行止めになったことあり。
次のページはトイレの画像しかありません。
興味のない方はここまでです。
ありがとうございました。