培養土ってどれがいいの? 違いを確認していきます

培養土ってどれがいいの? 違いを確認していきます

培養土とは?

基本用土である黒土や赤玉土等と補助用土であるたい肥や腐葉土、バーミキュライト等を予め配合したものを指します。

花、野菜全般に幅広く使えるものであったり、ランやブルーベリーなど、植物の特性に合わせて配合してあるものがあります。

多種多様な商品がありますので、お客さまの希望に合わせてご案内をする必要があります。

寄せ植えの画像

何が違うの?

お店で販売している培養土は安いものから少し値が張るものまで幅広く取り扱っているはずです。

その違いはいったい何なのでしょうか。

それは配合されている中身によって値段が変わっています。

種まき・挿し芽用

発芽させるために栄養素は必要ありません。ですので、ピートモスやバーミキュライト、鹿沼土などを配合してあります。

保水性に優れたものをメインに使い、粒が細かいことが特徴です。

発芽に必要な要素

①水 ②空気 ③適温

成長に必要な要素(上記に加えて)

④日光 ⑤肥料

多目的タイプ

様々な植物に使用できます。自分で用土を配合する必要が無いため、初心者の方やプランター栽培におすすめできます。

基本的には値段が高くなるにつれて、配合されている肥料の種類や用土の種類が増えていると考えてよいでしょう。

迷っているお客さまに対しては

店員

あまり手間をかけたくないなら、いろんなものが配合されている少し高いものを選ばれると、失敗しにくいと思いますよ。

というのがキラーフレーズです。

下の画像は「かる~い培養土」という商品です。

ココヤシの繊維を多く配合し保水性、排水性を向上させています。

ココヤシファイバーを使っている方はご存じと思いますが、とても軽い素材です。

白い塊はパーライトです。

このように少しお値段が高くなると、それぞれに特徴が出てくるのも多目的タイプの特徴です。

培養土画像

○○専用タイプ

ブルーベリーを代表として酸度調節が必要とされる植物や、多肉植物の様に通気性と排水性に特化したもの等、○○用培養土として販売されています。

虫が発生しにくい用土であったり、イチゴ用のようにその植物に適した肥料配分をされているものもあり、比較的値段は高めになりす。

絶対に失敗したくない人にはこちらをおすすめするようにしましょう。

基本用土と補助用土のおさらい

お店に様々な種類の用土が置いてあるかと思います。

それぞれにどんな役割があるのかを簡単にまとめてみます。

黒土(基本)

関東地方の火山灰土壌で堆積した土です。

保肥性や保水性に富んでいますが、排水性と通気性は良くないものになります。

その他の用土と混ぜて使うことで改良しましょう。

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赤玉土(基本)

関東ローム層の地層から取れる土で、コロコロとした粒状になったものが販売されています。

弱酸性であり、大粒になるほど排水性が上がります。保肥力もあります。

雑草の種が混じっている可能性があるため、育苗や挿し木用としては使いません。

大宮GS 特選 赤玉土 小粒 16Lお1人様2袋まで

鹿沼土(基本)

酸性の土(pH4~5)で赤玉土の様に通気性と排水性に優れます。

酸性の土壌を好む植物に対して使用します。(ブルーベリーやツツジ)

大宮GS 特選 赤玉土 中粒 16L お1人様2袋まで

たい肥(補助)

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バーミキュライト(補助)

ピートモス(補助)

腐葉土(補助)