ホームセンターでは野菜苗や種を季節によってさまざま販売しています。
「どのように植えたらいいの?」「肥料はどうしたらいいの?」
ということを毎日のごとく聞かれますので、まとめていきたいと思います。
ニンニク 寒冷地用 青森6片等
植え付け:9月中旬~10月
収穫:翌年6月
用土:培養土(なるべく水はけのよいもの)
肥料大好き、湿度苦手を意識して育てよう
収穫までのプロセス
元肥は1㎡に堆肥3ℓ、有機肥料200㎖を目安にする。(3週間前が理想的)
時間が取れなければ、植え付け後に植穴の周りに肥料をまいても良い。
地温を保つために黒マルチを使用する。
20cm間隔を取り、深さは5cm程度に植える。
土で覆って水をまく。乾燥に強いので、水やりはほとんどしない。
本葉4枚を目標に育て、12月に追肥をする。(植穴に直接10㎖程度)
翌年、4~5月にトウ立ちしたらなるべく摘み取る。
鱗片の小さいニンニクは葉ニンニク、茎ニンニクとして食べてもおいしい。
6月に葉が枯れ始めたら収穫のタイミング。
プランターでもできる?
プランターの場合は、深さは25cm程度のものを用意します。
地植えより冷えてしまうので、二重鉢にするか、エアーパッキンなどを巻いて寒さ対策をしましょう。
消毒は必要?
消毒は必須ではありませんが、消毒しておくことにより、病気にかかりにくくなります。
・アクテリック乳剤⇒チューリップサビダニを駆除する薬剤
・ベンレートT水和剤⇒イモグサレセンチュウや黒腐菌核病を予防する薬剤
自前で用意できるのであれば、植え付け前日までに消毒を済ませておきます。
その他ニンニクに使うかもしれない薬
(適応作物にニンニクの記載を必ず確認)
・黒腐菌核病⇒ベンレートT水和剤
・黄斑病、葉枯れ病⇒ダコニール
・さび病、春枯病⇒Zボルドー水和剤
・アブラムシ、ネギコガ⇒オルトラン
・ハダニ⇒アカリタッチ乳剤