去年ピーマンとシソを育てたプランターの現在の状態です。
一冬越えて土がカッチカチ、ゴミや前作物がそのままになっております。
今年も何か育てたいと考えていますが、「この土って使いまわせるのかしら?」と思う方も多いかと思います。
今回は河村通夫さんが以前ラジオでおっしゃっていた内容と、使いまわす際の注意点について書いていきたいと思います。
「河村通夫さん流」培養土を復活させる方法
桃栗サンデー2021年5月30日放送分より
毎年プランターでトマトを育てています。春になるとお店で土を買って来ていますが、去年使っていた土がもったいないと感じるようになりました。古くなった土を使いまわせる方法はないのでしょうか。
画像はFOREXHPより
堆肥を足してあげてください。プランターの土の20%ほどを目安に入れてあげるとまた使うことが出来ます。プランターが土でいっぱいになりそうですけど大丈夫。たい肥は分解されていくものなので、20%位足したとしても最終的には元の量位までは戻りますから。
堆肥にたくさん含まれている有機物や微生物が元の土を肥沃にしてくれます。
オススメしていたのは純粋堆肥と敷き詰め堆肥です。
河村さんおススメの敷きつめ堆肥。
私のお店でも飛ぶように売れています。
畑にマルチングとして使うと雑草が生えてこない。
水はけが良くてぬかるみになりにくい。
シーズンが終われば土にすきこんで翌年の準備に使える。
毎年リピートして買っていく方が多いので、売り文句に偽りなしの信頼のおける商品です。
土の分解までに時間がかかりますので準備はお早めに。
ただし注意点もあります
土を再利用する場合のリスク
- 根張りの邪魔になる不純物(前作の根や枯葉)
- 病気の原因になる害虫やウィルス
- 土の粒子が細かくて水はけが悪い
- 養分が少ない
- 連作障害がでてしまう
これらのリスク除去の手間を考えると新しい培養土を買うというのも理にかなっているように感じます。
土をふるいにかけて薬剤で消毒し、腐葉土や堆肥で時間をかけて肥沃にして必要な肥料を足してあげる。
園芸が趣味で全力で楽しんでいる方にとっては苦にならない作業ですが、私の様なほったらかし農法の人間にとっては割に合わない作業かなと。
ホームセンターで売っている培養土は高いものでも20Lで1,000円程。
皆さんはどうお考えになりますでしょうか。
私は今年も店の売り上げに貢献するために、新しい培養土を購入します。