緊急事態宣言も明けまして、観光客が多く見受けられる2021年の秋です。
十勝川へ紅葉狩りついでに、千代田えん堤公園にお邪魔してきました。
何年か前まで巨大な廃ホテルが建っていた場所ですが、キレイな公園に様変わりしております。
廃ホテルがあったころに一度訪れていますが、その時は雰囲気がすごく怖かった。
十勝川の力強い流れを間近で見ることが出来る「千代田えん堤公園」。
ダム好きの人間として、訪れないわけにいかないということで、勝手に写真と共に紹介させていただきます。
場所は十勝川温泉から池田町に向かう途中、十勝エコロジーパーク入口を過ぎて、トンネルを抜けたすぐ先にあります。
上の写真は池田町側からの看板の写真です。
十勝川温泉側からは少し見えづらいですが、トンネル抜けてすぐです。大きな橋が架かっています。
この橋は、車の通行禁止です。
写真で通っているのは、サケの捕獲作業業者さんのトラックです。
一般の方は歩いて渡ることが出来ます。
千代田えん堤公園
2021年10月中は16:30まで開園しています。
芝生が管理されていて、歩きやすい公園でした。
が、えん堤観察広場には動物のフンがいくつか落ちていました。
ペットが散歩がてら置いていったのでしょうか、野生動物でしょうか。
ペットならば残念です。
奥に見えるえん堤にどんどん近づいてみましょう。
その前に、
堰堤(えんてい)とは
河川の土砂や水流をせき止めるために、石やコンクリートなどで築いた堤防のことを指します。
ダムの一種ですが、ダムとは呼びません。
ダムと堰(せき)の違い
ダム…堤頂(ダムのてっぺん)までの高さが15m以上のもの
堰…堤頂までの高さが15m未満のもの
※ダム好きにおなじみの「youtubeチャンネル siphonTV」さんの動画から勝手に拝借した知識です。いつも勉強させていただいています。
十勝川千代田えん堤の役割は
昭和10年に池田町千代田の水田灌漑施設として作られたものです。
現在は、採卵用サケの捕獲場としての役割も果たしています。
この日も緑色のクレーンが網を下ろしていました。
歴史が深い千代田えん堤は、平成16年に北海道土木遺産に認定されています。
では、力強い十勝川千代田えん堤をご覧いただきます。
せき止めていますね~。
ゴーっと水の音が大きく響きます。
一人では少し怖いくらいです。
こんなのが大きな木が流れてくることもあるようです。
流木がえん堤を超える瞬間は大迫力だそうで、出会えたらラッキーですね。
野生動物にも出会えます
カワウが魚を狙っています。
例年この時期はサケの遡上シーズンなのですが、今年は赤潮の影響で遡上がほとんどないようです。
十勝川にはオオワシやオジロワシがサケを狙っている姿も見られる場所なのですが、今年は姿が見えません。
水の流れを見たら…
水が流れているのを見ていると、無性にトイレに行きたくなるのは私だけでしょうか。
公園の駐車場にトイレ建てられています。
中の写真は有りませんが、バリアフリーにも対応した、キレイな水洗トイレでした。
さいごに
橋を渡って対岸の幕別町側まで歩いていくことが出来ます。
幕別町側には「ととろーど」というサケの遡上を目の前で見られる施設があります。
池田町側から徒歩で2.5km…
2.5km…
車で行きましょう。
十勝中央大橋を通って国道38号線へ。
別の記事で紹介させていただきます。
ダム好きキャンパーにオススメのキャンプ場と記事をリンクさせていただきます。
宜しければご覧ください。